世界大百科事典(旧版)内の新幌内炭鉱の言及
【ガス抜き】より
…ガス抜きはこれを打開する一方法で,1730年ころイギリスで立坑開削中にガスを捕集したのが世界におけるガス抜きの始まりといわれている。日本では,1934年北海道の新幌内炭鉱で採炭跡の密閉個所内のガスを坑外に誘導して利用したのが初めとされている。現在のようなボアホールと呼ばれるガス抜き孔による積極的なガス抜きは,43年ドイツのマンスフェルトMansfeld炭鉱で開始され,以後広く普及した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」