新平価解禁論(読み)しんへいかかいきんろん

世界大百科事典(旧版)内の新平価解禁論の言及

【金解禁】より

…為替相場の安定を求める貿易業・輸出産業と遊資の海外投資の機会を狙う銀行業とが金解禁を積極的に主張したグループであり,これに対して,鉄鋼業など重工業では,金解禁によるデフレーションと輸入圧力増大をおそれて金解禁に反対ないし消極的な意見が多かった。また旧来の平価ではなく,円価値を切り下げた新しい平価で金解禁をおこなうべしとの新平価解禁論も,《東洋経済新報》による石橋湛山らによって唱えられ,経済界の一部にも支持された。田中義一政友会内閣の三土忠造蔵相は,29年春に,欧米駐在の津島寿一財務官に,金解禁のためのクレジット(国際借款)を打診するよう命じた。…

※「新平価解禁論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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