世界大百科事典(旧版)内の新愛本発電所の言及
【黒部川】より
…富山県東部の川。源流から河口まで富山県内を流れる。幹川流路延長85km,全流域面積682km2の中級河川ではあるが,北アルプス(飛驒山脈)の北部,立山連峰と後立山連峰の間を縦谷を形成して流れるため,日本で最も深い峡谷となり,黒部峡谷とよばれる。源流は北アルプス中央部の鷲羽(わしば)岳(2924m)と祖父岳(2825m)との間に発し,雲ノ平の溶岩台地を迂回して薬師沢,岩苔小谷をあわせ,薬師岳東側直下を流れて〈上ノ廊下〉といわれる峡谷を形成し,東岸より直線状の東沢谷を合流して黒部ダムで生じた黒部湖に流入する。…
※「新愛本発電所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」