世界大百科事典(旧版)内の《新撰東京名所図会》の言及
【風俗画報】より
…特集号として,1890年4月の《第三回内国勧業博覧会》から1914年12月の《欧州戦乱号》まで,博覧会,祝典,災害,戦争などをテーマに,増刊64種が刊行された。96年から14年間にわたって続刊された《新撰東京名所図会》64冊,《東京近郊名所図会》17冊は増刊中の圧巻で,挿絵は山本松谷(昇雲)が担当している。異色は《消防図会》《足尾銅山図会》《郵船図会》など,戦争特集では《日清戦争図絵》が石版画だけだったのに対して,10年後の《征露図会》には記録写真が登場した。…
※「《新撰東京名所図会》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」