新生田流(読み)しんいくたりゅう

世界大百科事典(旧版)内の新生田流の言及

【生田流】より

…八橋の創始を改変したのは北島検校であったが,北島は早く没したため,その門下の生田検校の名のみが後代に伝えられ,その系統を生田流というようになったともいわれる。大坂では,生田から米山検校を経て伝えられたものを特に古生田流,生田から倉橋・安村・石塚・市浦の各検校を経て伝えられたものを新生田流ともいう。江戸には倉橋門下の三橋検校から菊崎検校以下に伝承されたものが,江戸時代末まで続いたが,山田検校以下の山田流に圧倒された。…

【市浦検校】より

…3世まであるが,いずれも生没年不詳。(1)初世 安村検校(?‐1779)門下の石塚検校の弟子で,大坂の新生田流を確立。都名(いちな)はたく一。…

※「新生田流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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