新田四郎(読み)にったしろう

世界大百科事典(旧版)内の新田四郎の言及

【仁田忠常】より

…これは《吾妻鏡》建久4年(1193)5月28日条にものる史実ではあるが,先の猪(山神)を葬ったのと併せて,十郎を討ち取ったのが忠常であることを考えると,忠常の不慮の死は,十郎のたたりの結果生じたものとして伝承世界の中で書き変えられたといえよう。室町末期の成立といわれる《富士の人穴》の草子には,将軍頼家の命を受けた新田(仁田)四郎忠綱(忠常)が,富士の御神体である浅間権現の案内で,穴中地獄にかたどられた富士の人穴を見て回るという構成になっている。〈穴中地獄の様子を語るな〉と権現からいわれながら,禁忌を破って頼家に語ったために忠綱は命を失う。…

※「新田四郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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