《新百話》(読み)しんひゃくわ

世界大百科事典(旧版)内の《新百話》の言及

【好色文学】より

…中世にはフランスの韻文小話ジャンル〈ファブリオー〉(主として13世紀)が風刺的な好色の要素を示す。イタリア文芸復興期にはボッカッチョの《デカメロン》があり,その影響下にフランスで《新百話》(15世紀),マルグリット・ド・ナバールの《エプタメロン》(1559)が書かれた。近世に入ると,教皇パウルス4世による最初の禁書目録作製(1559)と相前後して,各国で出版物検閲制度が敷かれ,好色文学は地下にもぐると同時にいっそう好事家の食指をそそるものとなり,春本類の秘密出版が企業として成立しはじめる。…

※「《新百話》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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