世界大百科事典(旧版)内の新粉細工の言及
【糝粉】より
…各種のだんご,鶴の子餅,寿甘(すあま),切りザンショウ,ういろう,柏餅,草餅,薯蕷(しよよ)まんじゅう,塩せんべいなど,和菓子の材料として広く用いられる。新粉を水でこねて蒸し,それをついたものが新粉餅で,これでさまざまな物の形をつくるのが新粉細工である。新粉餅で馬の形をつくったものと思われる〈しんこ馬〉の語が《毛吹草》(1638)に見え,こうしたものから新粉細工ははじまったのであろう。…
※「新粉細工」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」