新聞書(読み)しんぶんがき

世界大百科事典(旧版)内の新聞書の言及

【風説書】より

…初歩的な官報的なものすらまったく存在せず,厳しく情報が制限されていた社会のなかで,刻々変化する国内外の政治情報を収集し,対応を図らねばならなかった諸藩と武士層,政治意識に目覚めはじめた全国の豪農・知識人層は,種々の手段を使用しながら情報を収集し,記録し,回覧し,整理するようになっていった。風説書・風説留・風聞書・風聞集・新聞書・新聞録等の名称を持つ膨大な幕末維新期の情報記録集はこの結果成立していったものである。情報を収集するために情報交換会や郡域を越えた情報伝達網が組織され,情報をもとにした研究会的なものもつくられていった。…

※「新聞書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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