新薩婆多(読み)しんさつばた

世界大百科事典(旧版)内の新薩婆多の言及

【衆賢】より

…彼の著作には,前記の《阿毘達磨順正理論》のほかにも《阿毘達磨顕宗論》40巻があり,ここでは,説一切有部の正統説を明らかにしている。しかし,これら2書には,新しい思想も加味されているため,《大毘婆沙論》などの思想と区別して,新薩婆多(しんさつばた)(新しい説一切有部)といわれる。【田中 教照】。…

※「新薩婆多」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む