《新虚栗》(読み)しんみなしぐり

世界大百科事典(旧版)内の《新虚栗》の言及

【麦水】より

…早くから行脚を好み,1749年(寛延2)には江戸,伊勢,京を回って《あづまぢ草》を草し,61年(宝暦11)から3,4年は京,江戸にたびたび往来して俳壇の中興気運を高め,《鶉だち》を刊行した。70年(明和7)ごろから,漢詩文調のいわゆる貞享蕉風(芭蕉初期の作風)への復帰を説き,自論を《俳諧蒙求》《蕉門一夜口授》その他の俳論書,伝書に吐露し,《虚栗(みなしぐり)》調の作品を《新虚栗》(1777)に集成した。高踏的なこの主張は俳壇に高い精神性を求めて中興運動に一石を投じた。…

※「《新虚栗》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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