方百川(読み)ほうひゃくせん

世界大百科事典(旧版)内の方百川の言及

【八股文】より

…清代の八股文の名手には桐城派古文の始祖方苞の兄の方舟があり,方苞の〈兄百川墓誌銘〉にも〈制挙の文を以て天下に名あり〉と誌(しる)されている。《方百川先生経義》2冊があり,これはなぜか公羊学系の詩人龔自珍(きようじちん)の愛読書であった。しかし一般的に知識人たちは八股文に習熟するために多大の労力を費やし,その空しい努力はしばしば識者の批判の的になった。…

※「方百川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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