世界大百科事典(旧版)内の方角斧の言及
【スピリット洞窟】より
…IIはホアビン文化に属し,大型粗製で片面加工の礫器,磨石(すりいし),二次加工を施した使用痕のある剝片石器が主たる遺物である。IはIIと同様の遺物が引き続いて発見されるほか,敲打(こうだ)し一部を磨研した方角斧やその半製品,小型で磨研した粘板岩のナイフ,縄蓆文および磨研した土器が出土した。炭素14法による測定では,Iは11690‐9455B.P.,IIは7622±300B.P.の年代が得られている。…
※「方角斧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」