世界大百科事典(旧版)内の《旋律の作曲法》の言及
【楽譜】より
…インド音楽
[西アジア]
西アジアの音楽も即興性が強い単旋律音楽を中心とするために,インドと同じく,一般に楽譜をそれほど必要としなかった。しかし,古くから記譜の試みがなされ,現存最古の楽譜に9世紀のキンディーの著《旋律の作曲法》にみえるものがある。これはギリシア記譜法の影響を受けたと思われるもので,アラビア文字の字母によって音を示す文字譜である。…
※「《旋律の作曲法》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」