《日々の泡》(読み)ひびのあわ

世界大百科事典(旧版)内の《日々の泡》の言及

【ビヤン】より

…第2次世界大戦直後の実存主義文学の時代に,ジャズ奏者,作詞・作曲家,歌手,俳優として活躍するかたわら,小説や戯曲や詩を書いていたが,死後の60年代半ばになって,フランスの若者たちの間にビヤン・ブームが巻き起こり,一躍高い評価を得るようになった。戦後の若者たちの風俗を背景に,奇妙で美しい恋愛物語を展開させた代表作《日々の泡》(1947)をはじめ,小説《北京の秋》(1947),《赤い草》(1950),《心臓抜き》(1953),戯曲《帝国の建設者》(1959初演)など,彼の作品はいずれも幻想的・非現実的であると同時に,哀愁と黒い笑いに満ちている。ほかに,アメリカ人作家の翻訳と称して出版,ベストセラーとなったが発禁処分を受けたポルノ的作品《墓に唾をかけろ》(1946)などの偽作,ジャズ評論や台本がある。…

※「《日々の泡》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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