日の伴(読み)ひのとも

世界大百科事典(旧版)内の日の伴の言及

【彼岸】より

…彼岸会の民俗的基盤に注目する必要があろう。京都府宮津市付近や兵庫県美囊(みのう)郡・加東郡などには,彼岸の間に〈日の伴〉とか〈日迎え日送り〉といって,朝は東方の,日中は南方の,夕方は西方の社寺や堂に参る行事がのこっており,原始的な太陽崇拝のなごりと考えられている。また北関東地方には寺の境内や仏堂の前に天棚(てんだな)を設け,日天・月天の木牌を立て,その周りを踊り回る天道念仏があるが,天道とは太陽のことである。…

※「日の伴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む