日下部氏(読み)くさかべうじ

世界大百科事典(旧版)内の日下部氏の言及

【日向国】より

…《図田帳》の末文によれば1184年(元暦1)ごろ武士の乱逆により国の文書を紛失したとあるが,これは古代末期,在地領主の活発な動きを示しているといえよう。在庁官人は大半が日下部氏で,同氏は在国司職や郡司職を世襲するなど国衙を中心に繁衍した。田部姓土持(つちもち)氏はその縁族として台頭し,中部から北部にかけて勢威を張った。…

※「日下部氏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む