…奉公人は耕作に従事するだけではないからである。また通いの日雇は一般にヒヨウといい,日傭あるいは日用の字をあて,またテマドリ(手間取り),チンビト(賃人)などの表現もある。いずれにしても,作男は農地改革前の古い言葉といえる。…
…日傭座とも書く。江戸幕府が江戸市中で日傭(日雇,日用)人を取り締まるために設けた機関。…
…そして,ユイに加えて臨時雇いの労働力も出現した。ユイと臨時雇いのヒヨウ(日傭)とは久しく併存してきたが,田植機はじめ農機具の機械化によっていずれも急速に姿を消しつつある。【福田 アジオ】。…
※「日傭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...