日向神ダム(読み)ヒュウガミダム

世界大百科事典(旧版)内の日向神ダムの言及

【矢部川】より

…中流域で山野井川,花宗川の両灌漑用水路を分かち,下流の瀬高町で沖端(おきのはた)川を分流する。水量豊かな急流で,水害が多発したため,上流の黒木町に灌漑・洪水調節・発電(1万3500kW)用の日向神(ひゆうがみ)ダムが建設されている。八女市を中心とする扇状地と筑後市から柳川市にかけての三角州,干拓地とからなる中・下流域は筑紫平野の南東部をなし,米麦をはじめ,ミカン,茶,電照菊,酪農,イグサ,野菜などの商業的農業が行われるほか,久留米絣,和紙,畳表,竹細工,仏壇,提灯,漬物,酒など農家の副業から発達した多彩な伝統工業がみられる。…

※「日向神ダム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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