《日常の顔》(読み)にちじょうのかお

世界大百科事典(旧版)内の《日常の顔》の言及

【新即物主義】より

…日常的なありふれたものや景観を対象として,レンガー・パッチュAlbert Renger‐Patzsch(1897‐1966)がレンズの鮮明な描写力を使った写真を撮りはじめ,1928年に出版された《世界は美しいDie Welt ist schön》は,写真だけがもつ客観的な再現力による,それまでになかった〈美〉を認識させるものであった。またレルスキーHelmer Lerskiが31年に出版した《日常の顔Köpfe des Alltages》は,クローズアップによる労働者のポートレートで,対象の内面へ向かうことではなく,人間の皮膚をリアルに描くことによってその実在感をもたらすものであった。これらの動きは,ほぼ同時期にL.モホリ・ナギらによって展開されたバウハウスでの写真のあり方と対をなすものであり,ともに機能を極限まで使うことによって新しい地平を切り開いた。…

※「《日常の顔》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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