世界大百科事典(旧版)内の《日曜娯楽版》の言及
【放送番組】より
…そのうえNHKには,受信料額を含む予算の国会承認や,会長および経営委員の任免などを通して,政治の影響を受けやすい体質がある。それでも1950年代までは,三木鶏郎の風刺番組《日曜娯楽版》がワンマン首相・吉田茂の逆鱗に触れて,52年6月からは風刺性の弱い《ユーモア劇場》に変えられ,それも造船疑獄を扱って政府の攻撃を招き,54年6月消滅したのが注目される程度である。ところが安保闘争を経過した60年代に入ると,テレビ時代の本格化とあいまち,テレビ番組への攻撃・干渉がめだつようになった。…
※「《日曜娯楽版》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」