《日本における情勢と日本共産党の任務に関するテーゼ》(読み)にほんにおけるじょうせいとにほんきょうさんとうのにんむにかんするてーぜ

世界大百科事典(旧版)内の《日本における情勢と日本共産党の任務に関するテーゼ》の言及

【32年テーゼ】より

コミンテルンで片山潜,野坂参三,山本懸蔵ら日本代表も参加して検討の結果,32年3月執行委員会常任委員会でのクーシネンの報告〈日本帝国主義と日本革命の性質〉を経て,5月執行委員会西欧ビューローの名でこのテーゼが決定され,日本では,元京都帝大教授河上肇の翻訳により,7月《赤旗》特別号に発表された。正式名称は〈日本における情勢と日本共産党の任務に関するテーゼ〉。テーゼは日本の支配的制度を絶対主義的天皇制,地主的土地所有,独占資本主義の3要素の結合であるとし,天皇制の独自の役割と絶対主義的性質に注目して,当面の革命の性質を社会主義革命への強行的転化の傾向をもつブルジョア民主主義革命と規定,その主要任務を天皇制の打倒,寄生地主制の廃止,7時間労働制の実現であるとした。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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