《日本児童文庫》(読み)にほんじどうぶんこ

世界大百科事典(旧版)内の《日本児童文庫》の言及

【円本】より

…そのほか,戯曲,美術,地理,読物など各分野からも円本企画を打ち出し,ついに《漱石全集普及版》20巻(岩波書店),《菊池寛全集》正続22巻(平凡社)などの個人全集にまでおよんだ。しかし,27年6月に同時刊行の《日本児童文庫》(アルス)と《小学生全集》(興文社)などのように,企画の重複から文壇をまきこむ係争に発展した例もあり,やがて円本は急速に飽きられ,30年ごろには終りをつげた。円本の功績は,明治・大正の文学遺産を系統づけたこと,廉価販売により読者層を広げたこと,作家,評論家の生活を安定させたことなどがあるが,一方では堅実な出版を軽視するマス・セールの弊害をも露呈した。…

※「《日本児童文庫》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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