《日本塘鶏音曾我》(読み)にほんづつみとりのねそが

世界大百科事典(旧版)内の《日本塘鶏音曾我》の言及

【清玄桜姫物】より

…この系統の鶴屋南北作《桜姫東文章》は,江の島の児ヶ淵伝説に基づいて,桜姫を清玄の念友であった稚児白菊の生れ変りとする因果譚の構成をとる。また〈双面(ふたおもて)〉の趣向を取り込んだものに,1757年壕越二三治作の《日本塘鶏音曾我(にほんづつみとりのねそが)》がある。通称《二人浅間》と呼ばれる常磐津《妹背塚松桜(いもせづかまつにさくら)》で,女姿の清玄の亡魂と同じ姿の傾城八ッ橋の亡魂が火鉢の中から出るというもの。…

※「《日本塘鶏音曾我》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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