世界大百科事典(旧版)内の日本平和学会の言及
【平和研究】より
…ことに社会科学の分野では1960年代初期に,石田雄,川田侃,浮田久子,坂本義和,関寛治,細谷千博,武者小路公秀などが研究グループである〈日本平和研究懇談会〉を結成し,平和研究の制度化に努力した。そして73年に〈日本平和学会〉が発足したことにより,日本での本格的な研究活動が始められるにいたった。〈日本平和学会〉は日本学術会議との共催で,92年7月京都においてアジアで初めて〈国際平和研究協会〉(IPRA)総会を,約200人の外国人研究者の参加のもとで開催し,日本における平和研究の発展に寄与した。…
※「日本平和学会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」