日本式双晶(読み)にほんしきそうしょう

最新 地学事典 「日本式双晶」の解説

にほんしきそうしょう
日本式双晶

Japanese twin

水晶の双晶の一型式。2個体は互いに84°34′傾き,(1121)を接合面として双晶し,V字形をなす。VはY字形の上半分でX字形の半分ではない。「見かけ」の凹入角効果により平板状をとり,共生する単結晶よりも大型に発達する。日本産の標本について詳しく研究されたのでこの名がつけられた。

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参照項目:凹入角効果

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 砂川

世界大百科事典(旧版)内の日本式双晶の言及

【双晶】より

…同一の種類の結晶の集合状態の一種。一つの種類の結晶ができるときには,遊離した個々の単結晶となる場合もあるが,多くは結晶個体が互いにくっつきあった集合体となる。これらの集合体の中では個々の結晶の方位が不規則であるのが普通であるが,ときには二つの結晶個体の相互の方位にある幾何学的な規則性がある場合があり,それら2個体の方位が互いに異なればこれを双晶という。また,2個体が互いに平行にくっつきあっている場合にはこれを平行連晶parallel growthという。…

※「日本式双晶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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