世界大百科事典(旧版)内の日本式双晶の言及
【双晶】より
…同一の種類の結晶の集合状態の一種。一つの種類の結晶ができるときには,遊離した個々の単結晶となる場合もあるが,多くは結晶個体が互いにくっつきあった集合体となる。これらの集合体の中では個々の結晶の方位が不規則であるのが普通であるが,ときには二つの結晶個体の相互の方位にある幾何学的な規則性がある場合があり,それら2個体の方位が互いに異なればこれを双晶という。また,2個体が互いに平行にくっつきあっている場合にはこれを平行連晶parallel growthという。…
※「日本式双晶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」