世界大百科事典(旧版)内の日本証券取引所法の言及
【証券取引所】より
…当時は取引のほとんどが投機的色彩の濃い差金決済を目的とした定期取引であったうえ,東京取引所自体の株式(略称東株として有名)を上場して投機を助長するなど弊害も少なくなかった。その後1943年には〈日本証券取引所法〉が制定され,全国11ヵ所の取引所を統合した営団組織の日本証券取引所が設立されたが,戦局の悪化に伴い45年8月9日をもって全市場の売買立会が停止となった。第2次大戦後はアメリカの証券関係法規を範とした〈証券取引法〉(1948公布)が新たに成立し,再出発することになった。…
※「日本証券取引所法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」