世界大百科事典(旧版)内の日本鉄道海岸線の言及
【茨城[県]】より
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[鉱工業の発展と地域の変容]
県内での近代産業は近世末から明治にかけて,多賀山地東麓の常磐炭田南部の開発を契機として展開した。1890年代に常磐線(当時は日本鉄道海岸線)が全通して以来,京浜市場への近さから石炭鉱業は活発化し,エネルギー革命による廃山に至るまで約70年間,県北地方の経済に及ぼした影響は大きかった。また近世初期に開坑された赤沢銅山は江戸時代には十分な成果をあげず,1905年日立鉱山と改称してから発展した。…
※「日本鉄道海岸線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」