日東の李白(読み)じっとうのりはく

世界大百科事典(旧版)内の日東の李白の言及

【石川丈山】より

…当時一般には五山文学のなごりを引いて宋詩の影響が強かったが,丈山の詩風は,盛唐詩を典範として情を重んずるというものであった。朝鮮人の権侙(けんちよく)がその詩文集に序文を与えて,“日東(じつとう)の李白”と称したことで名高い。詩文集として《新編覆醬集(ふしようしゆう)》(1676)があるほか,江戸時代最初の詩論書である《詩法正義》(1684),《北山紀聞》(1692)がある。…

※「日東の李白」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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