日柳政章(読み)くさなぎまさあき

世界大百科事典(旧版)内の日柳政章の言及

【日柳燕石】より

…幕末の志士。讃岐国琴平の質商・地主の加島屋に生まれる。名は政章,通称は加島屋長次郎,燕石は号。詩文を学び,のち博徒の長となる。京坂を遊歴して高杉晋作,木戸孝允,中岡慎太郎らの志士と交際し,また彼らを自邸に庇護もした。高杉潜匿のゆえをもって高松藩に捕らわれ,1868年赦免された。会津征討軍越後口総督仁和寺宮に書記役として従行したが,越後柏崎に病没した。《日柳燕石全集》がある。【井上 勝生】…

※「日柳政章」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む