日限奉公(読み)ひぎりぼうこう

世界大百科事典(旧版)内の日限奉公の言及

【近世社会】より

…近世初期には旧名主層由来の100石,200石持ちの大高持ちはあったが,畿内にあっては元禄ごろ以後流れ質地の集積にはじまって,永代売による土地集中も行われ,新興大高持層と伝統的上層農との間に村役人役を争う村方騒動も生じるようになる。その一方では集積した土地を直接耕作にあて,古い譜代下人や質奉公人に替わり,日限奉公人などと呼ばれる新しい雇人を使う4~5町規模の商品作物中心の農業もみられるようになる。 畿内を中心に綿作・菜種作・野菜作などに油粕・干鰯などが重要な肥料源として使われはじめたことは,漁業にも変化を生じた。…

※「日限奉公」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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