日露戦後恐慌(読み)にちろせんごきょうこう

世界大百科事典(旧版)内の日露戦後恐慌の言及

【恐慌】より

…深刻な不況に直面した財界が要望する,緊縮財政の可否をめぐる内閣不統一から,01年5月第4次伊藤博文内閣が崩壊したことが示すように,この恐慌は政治史上にも無視できない影を落としていた。
[日露戦後恐慌]
 日本経済は日露戦後の07‐08年に2度目の恐慌を経験する。戦費調達のための巨額な外債の累積と無賠償講和によって戦後経済はしばらく沈衰状態で推移したが,1906年下期からようやく好況局面に移行した。…

※「日露戦後恐慌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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