早乙女石(読み)さおとめいし

世界大百科事典(旧版)内の早乙女石の言及

【松浦佐用姫】より

…能の《生贄》は,生贄になる女性を〈風情はさながら松浦佐用姫かくやらん〉と形容しており,《播磨国風土記》では,玉津日女(たまつひめ)命が鹿を生捕り腹を割き,その血に稲を蒔(ま)くと一夜に苗が生じ田に植えたと伝えて,この神を讃用都比売(さよつひめ),その地を五月夜(さよ)郡と名づけたという。これは先の《峯相記》の話とも連絡があるが,各地の早乙女石(塚,松)の伝説や蛇聟入譚などと考え合わせると,サヨヒメは田の水神の生贄となる女性で,サヨは道祖神(さえのかみ)のサエと同根(柳田国男説)とみられる。マツラも松王(まつおう),松童(まつわらわ)と同じくマツリ,マツラフなどと同根(同氏説)とみられ,姫は神に仕える巫女と考えられる。…

※「早乙女石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む