世界大百科事典(旧版)内の早期新生児期の言及
【新生児】より
…世界保健機関では生後4週間を新生児期といっているので,日本でも統計などではこの方式をとっている。そのうちでも生後1週間は体の諸臓器の機能に著しい変化が起こる時期で,早期新生児期と呼ばれ,生命に対する危険がとくに高いので,注意深い養護が必要である。
[新生児の生理]
(1)呼吸 胎生期に液体で満たされていた肺をふくらませるためには,ふつうの呼吸運動よりはるかに大きな力が必要であるが,オギャーという大きな産声によって肺のなかに空気が入り込み,肺は一挙にふくらんでくる。…
※「早期新生児期」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」