早期死体現象(読み)そうきしたいげんしょう

世界大百科事典(旧版)内の早期死体現象の言及

【死体現象】より

…これは早期,晩期,異常死体現象に分けられる。
[早期死体現象]
 死後1日以内に現れるもので,瞳孔の対光反射の消失および散瞳,眼圧の低下,上位の皮膚の蒼白化と下位になった部位への死斑の出現,筋肉の弛緩後に現れる死体硬直rigor mortis,皮膚や口唇粘膜などの乾燥,角膜の混濁,死体の冷却がある。死亡時に散大した瞳孔は,死後1~2時間で直径5mmくらいになる。…

※「早期死体現象」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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