早期産業革命(読み)そうきさんぎょうかくめい

世界大百科事典(旧版)内の早期産業革命の言及

【産業革命】より

…主要な製鉄業地帯は,バーミンガムを中心とするミッドランド,南ウェールズ,スコットランド南部などであったが,銑鉄1tの生産に石炭10tを要しただけに,製鉄所の多くは炭田に近接して設立されたのである。 他方,石炭鉱業のほうも,すでに16世紀の〈早期産業革命〉においてもかなり重要な位置を占めていたが,なお石炭の主要な用途はロンドンを中心とする家庭用で,1700年ころでも年産200万t余にすぎなかった。しかし,ダービーの発明以来,その需要は急増し,1800年の生産量は1100万tを超えた。…

※「早期産業革命」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android