世界大百科事典(旧版)内の明和のお蔭参りの言及
【お蔭参り】より
…江戸時代,数次にわたりみられた伊勢神宮への民衆の大量群参のこと。御影参りとも書く。1650年(慶安3),1705年(宝永2),71年(明和8),1830年(文政13∥天保1)の4回が著名であるが,このほかにも1638年(寛永15),61年(寛文1),1718年(享保3),23年,30年,40年(元文5)などにも群参のあったことが知られている。 1650年3月中旬から5月まで箱根関所を通過した伊勢へ向かう民衆は1日2500人から2600人に及んだ(《寛明日記》)。…
※「明和のお蔭参り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」