明坑水岩(読み)めいこうすいがん

世界大百科事典(旧版)内の明坑水岩の言及

【硯】より

… 明代の硯も基本的には宋硯を祖述したが,石硯をはじめ澄泥硯,瓦硯,瓷硯などさまざまな種類の硯が盛んに作られた。そして永楽年間(1403‐24)に端渓の水坑が開かれ,良質の硯材が得られるようになると,明硯の特色はこの明坑水岩を中心として発揮されることになった。一般に明硯は,宋硯に比べて墨池が浅く,落潮がゆるやかになり,彫琢法も宋硯のような立体感,力強さに欠けるが,渋くて上品な作風に特色がある。…

※「明坑水岩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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