明屋敷伊賀者(読み)あけやしきいがもの

世界大百科事典(旧版)内の明屋敷伊賀者の言及

【伊賀者】より

…また彼らとは別に尾張で召し出された者があり,これらはもっぱら陣中で間諜に任じたという。この系譜を引く者がのちの大奥御広敷勤番の御広敷伊賀者,また明御殿・明屋敷勤番の明屋敷伊賀者,あるいは西の丸山里門勤番の山里伊賀者,普請場の巡視や職工の勤怠を監察する小普請方伊賀者である。その地位はきわめて低く,せいぜい御目見(おめみえ)以下,30俵二人扶持,譜代席,役上下どまりであった。…

※「明屋敷伊賀者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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