明石象(読み)あかしぞう

世界大百科事典(旧版)内の明石象の言及

【ステゴドン】より

…日本の同時代のエレファントイデスゾウS.cf.elephantoidesやボンビフロンスゾウS.cf.bombifronsも大型であり,インドやミャンマーにいたものと近縁とされている。更新世前期のアカシゾウ(明石象)S.(=Parastegodon) akashiensisは,化石として瀬戸内海の海底や周辺地域でたくさん発見されているが,肩高2mぐらいで,きばも1.5mぐらいの長さである。セレベス,フロレス,ミンダナオ,ルソンの各島で発見されているステゴドンでは,成獣でも肩高1.2mしかない矮小型のものが知られ,島で孤立した集団をつくっていたためとされている。…

※「明石象」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android