世界大百科事典(旧版)内の明鏡家の言及
【小槻氏】より
…壬生官務家は江戸時代においても地下(じげ)官人を率いて朝廷の朝儀,公事の運営を支えたが,明治維新後華族に列し,男爵を授けられた。この間,小槻氏は官中文書を保管襲蔵し,先例勘申を任としたので,〈明鏡家〉とも称された。その壬生家に伝えられた文書類は壬生官庫に納められて,朝野の厚い保護をうけたが,現在その大半は宮内庁書陵部に収蔵され,一部は京都大学文学部に架蔵されている。…
※「明鏡家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」