世界大百科事典(旧版)内の《映画の考古学》の言及
【映画】より
… 〈映画〉はそもそも〈有用なものと快適なものとをごっちゃにし,遊びながら人間の本当の顔を開示する〉とG.R.ホッケが定義した,〈魔術師〉たちの〈遊戯機械〉〈悪魔の発明〉であったのである。
【映画の誕生】
《映画の考古学》の著者C.W.ツェーラムは,映画の誕生を次のようにいっている。〈“映画”はシネマトグラフとともに始まった。…
【ツェーラム】より
…ほかに《狭い谷と黒い山》(1955),《神と墓の古代史》(1957),《最初のアメリカ人》(1972)などがあり,大部分邦訳がなされている。また,映画史研究の分野でも一家を成し,《映画の考古学》(1965)は映画産業成立前史を扱ったユニークな労作。【松宮 由洋】。…
※「《映画の考古学》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」