映進対称(読み)えいしんたいしょう

世界大百科事典(旧版)内の映進対称の言及

【結晶】より

…したがって,らせんには21,31,32,41,42,43,61,62,63,64,65の11種類があり,図13で示すように,これらの中で31と32,41と43,61と65および62と64とはそれぞれの対の中の二つが右回りと左回りの関係にあり,また42と62と64は2を兼ね,63は3を兼ねている。
[映進対称]
 回転と並進との合成でらせんが生じたが,回反と並進との合成では,n=2以外の場合には,同じ回反軸が異なった位置に移されたものとなるだけである。n=2のときには,鏡映とその面に平行な並進tとの合成である映進とよばれる新しい対称操作が生ずる(図14)。…

※「映進対称」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む