春峰庵事件(読み)しゅんぽうあんじけん

世界大百科事典(旧版)内の春峰庵事件の言及

【偽作】より

…偽作として社会的に話題となった近代のおもな事件には,春峰庵,滝川,佐野乾山事件などがある。春峰庵事件は,1934年の〈春峰庵什襲(じゆうしゆう)浮世絵展観入札〉で公開された写楽や鳥居清長の肉筆浮世絵が,金子清次らによる偽作であることが明らかにされた事件で,その売立目録には笹川臨風の序文があり収集家を驚嘆させた。滝川事件は,47年の泰西名画展の出品作に偽作が指摘されたもので,その偽作者はそれらをパリや日本で斡旋した画家滝川太郎ではないかとみられている。…

※「春峰庵事件」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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