世界大百科事典(旧版)内の昭侯申の言及
【寿県古墓】より
…寿県は淮河と淝河の合流点の南岸に位置し,前493年に蔡国がここに遷都し,前241年には楚が都とするが,前223年に秦によって滅ぼされた。1955年に寿県城西門内で調査された前6~前5世紀に比定される墓は蔡の昭侯申の墓と思われ,正方形の竪穴木槨墓で,漆棺を納めていた。副葬品584点のうち486点が青銅器で,〈呉王光鑑〉〈蔡侯〉などの銘文のあるものが発見された。…
※「昭侯申」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」