時務28条(読み)じむにじゅうはちじょう

世界大百科事典(旧版)内の時務28条の言及

【崔承老】より

…慶州出身で,新羅滅亡後の938年,高麗の太祖に謁見して元鳳省(後の芸文館)の学生となった。982年(成宗1),国王に上書したいわゆる〈時務28条〉は,太祖から景宗までの治績を論評しており,高麗初期の貴重な史料である。彼はその上書で,中央集権的統治体制の確立と儒教的政治理念の実現を主張しているが,これは,成宗代(982‐997)にほぼ実行に移されたとみてよい。…

※「時務28条」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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