暫到(読み)ざんとう

世界大百科事典(旧版)内の暫到の言及

【雲水】より

…新到の掛搭の法は,曹洞・臨済両宗,あるいは僧堂によりそれぞれ日数等多少の異なりはあるが,行法の第一として厳密になされる。山門に到着した雲水は,知客(しか)(賓客の送迎接待をつかさどる役僧)によって暫到(ざんとう)到着所に案内される。次に庭詰(にわづめ)と称し,僧堂の玄関で低頭して修行の許可を求め待つ。…

※「暫到」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」