《暴力批判論》(読み)ぼうりょくひはんろん

世界大百科事典(旧版)内の《暴力批判論》の言及

【ベンヤミン】より

…ベルリンのユダヤ系の家庭に生まれる。ドイツ観念論哲学の伝統から,とりわけその批判的精神を学びとった彼は,はやくから自覚的に,批評性とアクチュアリティを優れた文体において実現することを自身の課題としつつ,《ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念》(1920),《ゲーテの〈親和力〉》(1924),《ドイツ悲劇の根源》(1928)などの文学論のみならず,《暴力批判論》(1921)のような文章をも書いた。後者は,1918‐23年の革命期のドイツが生んだ思想的業績のなかで,特筆されるべきものである。…

※「《暴力批判論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む