暹羅屋形仕出船(読み)せんらやかたしだしせん

世界大百科事典(旧版)内の暹羅屋形仕出船の言及

【ナライ】より

…華僑商人を使って盛んに海外貿易を行い王庫を富ませた。鎖国時代の長崎にも,唐人の運航するナライ王の貿易船が,〈暹羅(せんら)屋形仕出船〉として来航した記録がみえている。またベンガル湾への出入口にあたるメルギー,テナッセリムなどには,インド人やペルシア人を太守に起用して貿易の振興を図った。…

※「暹羅屋形仕出船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」