世界大百科事典(旧版)内の曲芸団の言及
【サーカス】より
…さらに外国の芸を積極的に取り入れ,〈米国バーナム式大軽業〉〈英国式大曲馬〉〈ロシア・バロスキー氏空中飛行〉などの呼称で演目を広げ,自転車曲乗り,サイカホール(サイクルホールcycle hallのなまり)の曲芸も加わり,明治末には今日につながる日本のサーカス芸の演目基本が出そろった。大正末期から昭和にかけて,曲馬団,曲芸団(曲馬の芸のないもの)は全盛期で三十数団体にものぼった。そして,有田(1906),木下(1908),シバタ(1922)などの大サーカスも創立された。…
※「曲芸団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」